研究室の活動+α (2016年度)

2017/03/24

研究室の加藤さんが学長賞を受賞し、卒業式で表彰を受けました。 この賞は学業成績が優秀な学生に贈られるものです。 当研究室では初の快挙です。おめでとうございます!

2017/03/24

卒業式が行われ、当研究室から5名が巣立っていきました。 1名が東京の大学院へ進学し、4名は社会人になります。 5名まとめての卒論指導は大変でしたが、研究が進むにつれて私自身も想定していなかった良い意味でのサプライズがいくつかあり、若い学生達と研究することの楽しさを実感した1年でした。 皆さんの今後の活躍を期待しています!

2017/03/21

西表研究施設に設置している気象観測装置の機器交換のため、研究室の学生とともに西表島に行ってきました。 また、西表島と石垣島にある気象庁の観測点の見学も行いました。 石垣島地方気象台では地学系OBの職員である佐藤幸隆君に機器の説明をしてもらい、2年前の台風15号通過時に71m/sの風速を記録した観測塔も見学させてもらいました。

2017/03/13

地学系の留送会がきらきらビーチ近くのレストランで行われました。 1年から4年までの学生と教員で、70名近くが集まりました。 普段はクールな新城先生が恒例のビンゴ大会で引き当てた自撮り棒であちこちで記念撮影しまくって盛り上がりました。

2017/03/02

気象学会沖縄支部の研究発表会が、名護市にある国際海洋環境情報センター(GODAC)で開催されました。 当研究室からは、私が加藤さんの卒業研究、江幡君が自身の卒業研究の内容を発表しました。 このほか、沖縄とその周辺での気象や海洋に関する研究発表が行われました。 研究会の前には施設見学があり、深海における水圧の大きさの実演を見学することができました。

2017/02/22

正午に卒業論文の提出締切、そのあと卒業判定会議があり、研究室の4年次学生5名の卒業が確定しました。 年明けから休みなしに頑張ってきた甲斐があったと思います。 夕方にはお疲れさん会を開き、これまでの労をねぎらいました。 気がつけばたまたま隣だった工学部の藤井先生のところの皆さんといちゃりばちょーでー状態になってましたとさ。

2017/02/21

世界気象機関(WMO)とアジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)の主催で、横浜で開催された「台風委員会」にオブザーバーとして参加し、日本における台風の観測研究の最新動向について発表してきました。この会議は台風の国際名を正式に決定する役割を持ちます。時間の都合で決定の場面に居られなかったのが心残りです。

2017/02/13

地学系の卒業研究発表会が行われました。山田研は5名が発表しました。 「プレゼンでのカンペ読み禁止」が山田研の基本ルールなので、発表直前には何度も練習して臨んでいました。Weather Briefingやゼミなどで発表の訓練を重ねてきたこともあり、みな堂々と発表できていました。あとは論文をまとめて10日以内に提出するのみです。

2017/02/09

4年次の卒業研究が進行中。研究室が不夜城と化しつつあります。 スタバのコーヒーをビーカーで頂くのがリケジョの嗜み・・・なのか?!

2017/01/23

「気象学実験」の受講学生(おもに地学系の2年次)とともに、沖縄気象台を見学してきました。予報課では、昨年4月から勤務する地学系OGの仲田さんからのレクチャーを受けました。気象台の業務を先輩から知る、良い経験になったのではないかと思います。

2017/01/21

第1回気象サイエンスカフェin那覇「台風研究の最前線〜台風とうまい“お付き合いのコツ”伝授します〜」が開催され、NHKキャスターの斎藤綾乃さんと共にコーヒーを飲みながら参加者して頂いた皆様と台風に関する色々な話をしてきました。大学の講義とは異なるざっくばらんな雰囲気で、よい経験になりました。

2016/12/19

卒業研究の中間発表(前半)を、大気海洋3研究室の合同で行いました。 今回は山田研の2名と伊藤研の1名が、現在の進捗状況と今後の展望について報告しました。 この日の夕方にはクリスマスケーキ会も行われ、一足先に皆でケーキの味を楽しみました。

2016/12/16

伊藤研と山田研で合同の忘年会を行いました。 大学近辺からちょっと遠出して国道58号線より西側にあるお店へ行きました。 今年度はまだ終わっていませんが、とりあえず来年もよろしく!

2016/11/30

気象庁気象研究所から4名の研究官が琉球大学を訪れ、 学生向けに台風の観測、シミュレーションやデータ同化に関するセミナーをして頂きました。 台風に関する研究の最前線にいる方の話を聞くことができて、 学生の皆さんにとっては良い機会になったのではないかと思います。

2016/11/26-27

京都大学防災研究所「台風研究会」が京都の宇治で行われ、 今年は私(山田)が研究代表者を務めました。 琉大からは私と伊藤先生のほか、院生の田盛君と4年次の永田さん、藤塚君、柴田君も参加しました。 台風に関する最新の研究成果を聞いて議論しあう、有意義な2日間でした。

2016/11/21,23

恩納村にある沖縄電磁波技術センターの一般公開において、 大学の「気象学実験」の授業を受講する地学系の学生とともにラジオゾンデの放球実演を行いました。 写真は一般公開の2日前に行ったテスト放球の様子です。 一般公開の前日には恩納村のコテージを借り切って事前合宿も行いました。 一般公開では多くの方に見学して頂きました。 このときに取得した観測データは、気象学実験のレポート課題の材料としても使います。

2016/11/16

昨年に引き続き、瀬底研究施設でゼミ発表を兼ねた2泊3日の合宿を行いました。 今年も伊藤研と合同です。 いつものキャンパスとは異なる環境で行うと気合いも入るし盛り上がります。 夜は地元であがったカツオやマグロ、アカマチの刺身を堪能しました。 また、最終日は寄り道して沖縄本島の最北端にある辺戸岬まで足を伸ばしてみました。 天気にも恵まれ充実した3日間になりました。

2016/11/10-11

西表島の大原地区で行われた気象学会沖縄支部のイベントに参加してきました。 初日の夜には防災気象講演会で台風に関する講演を行い、 翌日の朝は大原小学校で行われた「離島お天気教室」で気象の実験を行いました。 その午後には石垣島に移動し、石垣島地方気象台でモンスーン渦と台風18号について勉強会を行いました。 八重山地方の気象防災に関わる皆さんと意見交換をする貴重な機会でした。 時々にわか雨の降るあいにくの天気でしたが、そのおかげできれいな虹を見ることが出来ました。

2016/10/14

秋の「流体飲む会」を開催しました。 地学系の流体コース3研究室による合同の親睦会です。 3年生が各研究室に配属され、留学生が3名増え、賑やかになりました。 理系複合棟7階の同じ屋根の下で、一緒に頑張っていきましょう。

2016/10/07

ドップラーレーダーによる台風18号の風速と中心気圧の推定結果について、 気象庁気象研究所との共同で報道発表を行いました。 久米島で観測された風と気圧が、予報と大きく異なるのでは? という疑問に対し、予想された80メートルの暴風が、 久米島の西方海上で実際に吹いていたことを、レーダーによる解析で示しました。 技術的な課題はまだあるものの、台風の強度に対するレーダー観測の有用性が確認できたと思います。 この研究は、今後フィリピンにも範囲を広げて行う計画です。

2016/10/03

台風18号(国際名Chaba)の接近時に、 恩納村の沖縄電磁波技術センターでラジオゾンデ観測を実施しました。 しかも恩納村は島の山影に位置したので、地上の風速がそれほど大きくならず、 放球の失敗は少なくて済み、2時間毎に合計5回の観測を行うことができました。

2016/09/27

集中講義「大気力学」が行われました。 講師は気象庁気象研究所の山口宗彦主任研究官です。 力学の解説だけでなく、 台風の進路がどのように決まるのか? 確率予報をうまく使うとどれだけ経済的なメリットがあるのか? という、理論と現実の結びつきを、演習やゲームを織り交ぜながら解説して頂きました。 フロリダとヨーロッパで鍛えた山口さんのお話が聞けて 学生の皆さんにとって貴重な経験になったと思います。

2016/09/09

瀬底島にある琉球大学の研究施設に微気圧計を設置しました。 メソ降水システムにともなう微気圧変動を捉えることが目標です。 停電で停止した名古屋大学Ka雲レーダーの再起動の作業も行ってきました。 夕焼けがきれいでした。

2016/09/08

沖縄気象台の談話会で「モンスーン渦」について解説を行いました。 学生5名と卒業生1名が参加し、地学系出身の気象台職員も参加してくれました。 その後の懇親会では気象台の職員の他、沖縄のテレビで活躍する 気象キャスターの皆さんも参加され、沖縄の天気について意見交換を交わすことができました。

2016/08/28

多良間島で気象観測をはじめました。 多良間村消防事務所のご協力のもと、微気圧計と超音波風速計を設置させて頂きました。 風速は90m/sまで測定可能です。
この設置作業と並行して、名古屋大学坪木教授の科研費プロジェクトによる ドローンの試験飛行も多良間島で行われました。降水粒子ビデオゾンデHYVISを つり下げて海上で波しぶきの粒子を捉えることに挑戦しました。

2016/08/26

毎日新聞の連載「ひまわりEYE」に「モンスーン渦」の解説文を寄稿しました。

2016/08/03

沖縄気象台で行われた「子ども気象学士教室」で、台風について講演しました。 FMとよみスタッフ日記 に内容が書かれています。講演の後は名古屋に飛ばなければならなかったので 最後まで参加できなかったのが残念です・・・。

2016/07/10

地学系の1・3年次研修の引率で、伊藤先生とともに座間味島に行ってきました。 報告は地学系のページに載せてあります。 台風1号の影響で少し荒れた天気でしたが海はきれいでした。

2016/06/19

フィリピンに出張しました。現地のドップラーレーダーを用いて台風の強度推定を共同で行うための準備です。 マニラのケソン市にあるフィリピン気象庁(PAGASA)と、 3年前の台風30号(ハイエン)による高潮で大きな被害のあったタクロバン、 そして30号の暴風によりレーダーが吹き飛ばされたギアンを訪問しました。 右に写真はギアンのレーダーで、JICAの支援により今年再建されました。

2016/04/15

春の「流体飲む会」を開催しました。 地学系の流体コース3研究室による合同の親睦会です。 この春にコースへ配属された3年生も参加しました。 これから1年間、複合棟の7階で苦楽を共にすることになります。 皆さんよろしくね。

2016/04/08

研究室のオリエンテーションが行われました。 今年度は院生1名と4年生5名の計6名になります。 さっそく、各人に割り当てられたPCのセットアップと、研究室サーバーへのログイン方法等が伝授されました。 これから1年間よろしくお願いします。