研究室の活動+α (2015年度)

2016/03/27

瀬底島にある琉球大学の研究施設に名古屋大学のKa帯雲レーダーが設置されました。 これは、名古屋大学宇宙地球環境研究所の坪木教授との共同研究の一環によるものです。 降水レーダーよりも短い波長のマイクロ波を使用し、雨粒より小さい雲粒を捉えます。

2016/03/18

卒業式が行われました。気象学研究室では藤間君が修士号を、 森田さんと田盛君が学士号を取得しました。おめでとうございます。 大気海洋コースからは6名が社会へ巣立って行きました(田盛君は大学院へ進学)。 これからの活躍を期待しております。

2016/02/23

4年生2名の卒業論文が完成しました。 藤間君の修士論文も完成しました。 皆さんお疲れ様です。 藤間君の修士論文は台風の発生に上層寒冷渦が寄与することを 詳細な数値シミュレーションにより明らかにしたもので、 台風発生のメカニズムに踏み込んだ内容になったと思います。 論文の完成を記念して、研究室のみんなでお疲れさん会をこの日の晩に行いました。

2016/02/12

卒業研究の発表会が行われました。 気象学研究室の森田さんが寒冷前線の暖気側で発生する降水帯の特徴を、 田盛君が昨年の台風15号の急発達と内部構造の関係について発表しました。 Weather Briefing で鍛えられてきたので、発表は堂々としていたと思います。

2016/01/24

寒波の到来で沖縄で雪が降るかもしれない・・。 ということで急遽ラジオゾンデ高層観測を恩納村のNICTで実施しました。 日が暮れてからは氷アラレが観測されました。 じつは学生の参加が少なく、どうしたものかと思ったのですが、 あとで聞くと北部の八重岳や南部の糸数城跡などに行って、それぞれ独自に観測を行っていたそうです。 ナルホド!

2015/12/03

「大雨と下層水蒸気に関するワークショップ」を西表島の琉大施設で行いました。 気象研究所の加藤輝之博士が代表の科研費研究の研究発表会で、 関連する研究者の皆さんも参加して西表の雰囲気を楽しみました。 気象庁の西表特別地域気象観測所も訪問しました。 山田研のメンバーは会議の終了後に船でしか行けない船浮集落にも行ってきました。

2015/12/01

「第17回非静力学モデルに関するワークショップ」を沖縄で開催しました。 2日間の日程で33件の口頭発表があり、研究者が全国から集まるとともに 沖縄気象台の皆さんと琉大の学生も参加しました。冬らしくない暖気が吹き付ける沖縄で、 昼は熱く議論し、夜はお酒とカチャーシーで盛り上がりました。

2015/11/25

日本気象学会沖縄支部の「防災講演会」と「離島お天気教室」が与那国島で行われ、 その講師として気象庁の方々(+はれるん)とともに行ってきました。 この2ヶ月前に台風21号により最大瞬間風速81m/sを記録し、 被害の爪痕がまだ生々しく残っていましたが、 お天気教室に参加した小学生の皆さんは元気いっぱいでした。

2015/11/21

恩納村にある情報通信研究機構(NICT)沖縄電磁波技術センターの一般公開があり、 そのイベントの一部としてラジオゾンデ観測を行いました。 大学で「気象学実験」を受講する地学系2・3年次が観測を担ってくれました。 この観測データの解析も、授業の一部になります。

2015/11/18

伊藤先生の研究室と合同で、ゼミの合宿を瀬底島で行いました。 出張が多くてゼミの時間が取れないので、まとめてやってしまうのが目的でしたが、 思いのほか充実した時間になりました。夜には生きたハブにも出会えました(笑)。 来年度以降の恒例行事になりそうです。

2015/10/16

秋の「流体飲む会」を開催しました。 地学系の流体コース4研究室による合同の親睦会です。 各研究室への配属が決まった3年生も参加しました。 後期は卒論・修論研究が忙しくなってきます。 みんなで頑張りましょう!

2015/10/08

ラジオゾンデ受信機のアップグレード作業と試験観測を琉大構内で行いました。 新しいセンサRS41と、従来のRS92を同時飛行させました。 球陽橋からの放球時には通りすがりの学生達が興味深そうに見ていました。

2015/07/10

台風9号の接近に伴い、ラジオゾンデ観測を恩納村のNICTで実施しました。 風速が20m/sを超えるとバルーンが真横に飛んでセンサが地面にたたきつけられ、 なかなか思うように観測できなかったものの、徹夜明けの朝にようやく成功しました。 下の図の矢印が放球に成功したゾンデです。徹夜でみんなちょっとハイ気味(笑)。 ゾンデはこの後高度1km付近で40m/sを超える風速を観測しました。

2015/06/19

琉球大学構内でラジオゾンデ観測を行いました。 NICTのフェーズドアレイレーダーと風を比較するのが目的です。 望遠で撮っているのもありますが、右の図はとても大学構内に見えないですね。 これも琉球大学の特徴の一つだと思います。

2015/04/24

春の「流体飲む会」を開催しました。 地学系の流体コース4研究室による合同の親睦会です。 各研究室への配属が決まった3年生も参加しました。 途中から別のコースの人たちも合流し、「来る者を拒まず(以下略)」な感じでした。 これから1年間よろしくお願いします!