気象観測

科研費補助金による支援のもと、2013年頃から独自の気象観測装置を導入して運用しています。 ここでは観測装置の概要を紹介します。ネットワークに常時接続している機器の観測データはWeather Pageで閲覧することができます。

地上気象観測装置 (琉球大学千原キャンパス)

基本的な気象要素(気圧、気温、湿度、風向、風速、雨量)を測定する装置です。ポールの先端についている一体型のセンサーでこれらの要素を計測しています。 (ポールの中間にある雨量計やセンサ類は旧システムのもので本装置とは接続されていません) 琉球大学千原(せんばる)キャンパスで最も高い建物である理系複合棟(コラボレーションセンター)の屋上に設置されています。 10年前から同じ場所で気象観測が行われていましたが、2012年の台風17号により破損したため観測を停止し、本システムに移行しました。
センサ部 Vaisala WXT520
データ収録部 Plat'Home OpenBlocks A6
接続方式 RS232C
収録部OS Debian GNU Linux
収録用ソフト 自作(C言語)
観測頻度 5秒毎
時刻調整 NTP同期
データ転送 学内LAN経由, SSH使用
緯度 26.25N
経度 127.77E

地上気象観測装置 (琉球大学西表研究施設)

千原キャンパスと同仕様の装置です。西表島の北部にある琉球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設の屋上に設置しています。 当研究室とは学内LANで接続され、リアルタイムでのデータ転送を行っています。
センサ部 Vaisala WXT520
データ収録部 Plat'Home OpenBlocks A6
接続方式 RS232C
収録部OS Debian GNU Linux
収録用ソフト 自作(C言語)
観測頻度 5秒毎
時刻調整 NTP同期
データ転送 学内LAN経由, SSH使用
緯度 24.40N
経度 123.80E